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2015 年度 研究成果報告書

炎症性腸疾患および炎症性発癌に対する新規デリバリーシステムを用いた治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25460963
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関久留米大学

研究代表者

竹田津 英稔  久留米大学, 医学部, 助教 (80352144)

連携研究者 望月 慎一  北九州市立大学, 国際環境工学部, 講師 (10520702)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード炎症性腸疾患 / ドラッグデリバリーシステム / アンチセンス
研究成果の概要

炎症性腸疾患において核酸医薬の経口や注腸による局所治療が注目されている。私たちは、真菌のシゾフィラン (SPG)がアンチセンスと複合体を形成する特性利用し、腸炎の治療効果について検討した。デキストラン硫酸腸炎マウスモデルを使用し、人と同様にTNF-αをターゲットとした。SPG結合antisense TNF-αを作製し、TNF-αを産生するマクロファージへの効果的な取り込みと抑制効果をin vitroにて確認した。腸炎モデルに注腸投与を行なったところ、有意にTNF-αを抑制し、腸管炎症を改善させた。このデリバリーシステムを利用し、より効果的な局所治療効果が期待できるものと考えられる。

自由記述の分野

炎症性腸疾患

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公開日: 2017-05-10  

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