研究成果の概要 |
本研究で行ったCE-TOFMSメタボローム解析により、遺伝子改変脂肪肝モデルマウス(ob/ob, kk-Ay)の門脈血中代謝産物のプロファイルが通常のマウスと異なることが明らかとなった。マウス門脈において高い上位5%の代謝産物は、Trimethylamine N-oxide (TMAO), phenaceturic acid, isethionic acid, 3-Indoxylsulfuric acid, pipecolic acidであった。また、TMAOやTMAOの前駆物質であるTrimethilamine (TMA)は肝細胞脂肪変性に関与している可能性が示された。
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