研究課題/領域番号 |
25461069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
稲葉 博隆 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10511454)
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研究分担者 |
松下 訓 順天堂大学, 医学部, 准教授 (20407315)
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連携研究者 |
天野 篤 順天堂大学, 医学部, 教授 (70338440)
山本 平 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70301504)
桑木 賢次 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90398313)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 心房利尿ペプチド / 心筋幹細胞 |
研究成果の概要 |
心房利尿ホルモン(ANP)は心臓から分泌されるホルモンであり、合成ANPは心不全治療に使用される。しかしながらこの薬剤は静脈投与薬のみであるため長期使用は難しい。本研究はANPをヒト心房筋由来細胞に導入することにより、徐放的に効果を発揮させることを目的とした。心房筋由来細胞にANPを投与すると、通常酸素培養下では細胞増殖能が低下、成熟心筋は減少し、幹細胞の発現が上昇した。低酸素下では細胞死が抑制され線維化が減少し、また心筋や血管新生が誘導された。これらのことからANPは通常酸素では細胞を未分化の状態に保ち、低酸素においては心筋や血管に分化誘導させる方向に働くことが示唆された。
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自由記述の分野 |
心臓血管外科
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