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2015 年度 研究成果報告書

血管内皮細胞障害におけるミトコンドリア機能の役割検討と臨床評価、新治療の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 25461086
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関熊本大学

研究代表者

杉山 正悟  熊本大学, 生命科学研究部, 非常勤講師 (90274711)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードendothelial function / mitochondria / AMPK / cardiovascular events / heart failure / vascular biology / atherosclerosis / endothelial cell
研究成果の概要

糖尿病、冠動脈危険因子を複数有するハイリスク患者において、RH-PATにて評価した血管内皮機能障害は、心血管イベントの独立した有意な寄与因子であることが明らかになった。冠動脈疾患における2剤抗血小板治療に対する抵抗性は血管内皮機能障害と関連する事を示した。ヒト冠動脈血管内皮細胞において、テルミサルタン (Telmi)は、ミトコンドリア機能を増強した。Telmiにより細胞老化抑制効果、抗アポトーシス効果、血管新生増強効果が認められた。TelmiはAMPKを活性化しており、Telmiによるミトコンドリア機能増強効果や抗老化・抗アポトーシス作用は、AMPKの薬理学的・遺伝的阻害により打ち消された。

自由記述の分野

動脈硬化、血管細胞生物学

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公開日: 2017-05-10  

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