研究課題
基盤研究(C)
ヒトの動脈硬化病変に類似の所見を示す遺伝性高コレステロール血症ウサギにおいてGLP-1受容体作動薬動による動脈硬化プラークの変化について比較した。GLP-1受容体作動薬を投与した群とコントロール群の2群に分けた。投与前および投与12週間後の血管内超音波検査解析および投与12週間後に行った病理学的解析よりGLP-1受容体作動薬を投与した群はコントロール群と比較し動脈硬化性プラークの質の安定化を示唆する所見を認めた。GLP-1受容体作動薬は、ヒト冠動脈プラークに対しても安定化作用を示唆した。
循環器