研究課題
基盤研究(C)
心不全の際には高率に睡眠呼吸障害を合併することが知られている。また睡眠呼吸障害の際には睡眠パターンが変化しており、睡眠時無呼吸と心不全、体内時計の変調は密接に関連しあっていると推測される。以前から心筋梗塞は午前中に多く発症することが知られているが、睡眠呼吸障害の有無により発症時間帯を解析したところ、睡眠呼吸障害のある患者で心筋梗塞が午前中に好発することが明らかになった。睡眠呼吸障害が、睡眠リズムの障害や、低酸素を介して心筋梗塞の発症時間帯に影響していることが考えられた。
循環器内科学