研究課題/領域番号 |
25461118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
細田 徹 東海大学, 創造科学技術研究機構, 准教授 (50608601)
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研究協力者 |
友池 仁暢 榊原記念病院, 院長 (90112333)
井口 信雄 榊原記念病院, 循環器内科放射線科, 部長 (90232165)
高梨 秀一郎 榊原記念病院, 心臓血管外科, 主任部長 (30206776)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 心臓幹細胞 / 心筋分化 / 心不全 |
研究成果の概要 |
c-kit陽性ヒト心臓幹細胞(CSC)は心筋や冠血管を再生し、器官の恒常性を維持している。本研究はCSCの心筋分化誘導法の確立を目標とした。 先行研究を参考に、生理活性物質を種々の組み合わせでCSCに作用させたが、分化誘導は達成されなかった。方針を転換し、CSCとiPS細胞をトランスウェルで仕切って共培養しつつ、既知の分化誘導を施した。すると、iPS細胞には14日目から、CSCには30日目から拍動細胞塊が現れ、少なくとも2週間以上持続した。 CSCからin vitroで拍動細胞を得ることに初めて成功した。作用している因子が同定されれば、従来よりも生理的な心筋の高効率な分化誘導が期待される。
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自由記述の分野 |
循環器内科学、幹細胞生物学、再生医学
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