現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究2年目において、当該疾患モデルを用いた基礎研究は予定通り進んでおり、新規論文も投稿されている。 すでに初年度には、腎不全状態においてレニンアンジオテンシン系阻害剤がどのように影響しているかを解明して報告した(Ogawa M, Suzuki J et al. Immun Endoc Metab Agents in Med Chem 13(3): 176-184, 2013)。さらに、歯周病菌感染による全身性の慢性炎症が腎不全を悪化する事を証明した(Ashigaki N, Suzuki J et al. Immun Endoc Metab Agents in Med Chem 13(3): 206-213: 2013)。さらに、平行して臨床研究を進めており、腎不全患者における脳虚血の発症誘発因子として、ある種の歯周病菌感染がひとつの要因となっている事を証明し、論文として報告した(Murakami M, Suzuki J, et al. BMC Infect Dis. 13(1): 557, 2013)。
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