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2015 年度 研究成果報告書

腎不全合併による循環器疾患増悪の機序解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25461122
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 淳一  東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (90313858)

研究協力者 渡邊 亮  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード心腎連関 / 心筋虚血 / 腎不全
研究成果の概要

腎不全患者の主な死因は心血管疾患である。腎機能障害が循環器疾患にどのように影響するかを、新しい心腎連関動物実験モデルを用いて検討した。5/6腎臓摘出モデルに心筋梗塞を発症させ、アンジオテンシンII受容体阻害剤(ARB)を投与した。このモデルは無治療で13%しか生存しなかったのに対し、ARB治療により生存率が28%まで改善した。ARBが心筋梗塞後の心機能を著しく改善しており、残存心筋細胞の肥大、炎症細胞浸潤、酸化ストレスを抑制していた。これらの結果より、レニンアンジオテンシン系が腎不全状態における心筋虚血および心不全の増悪に影響していることが明らかとなった。

自由記述の分野

循環器疾患

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公開日: 2017-05-10  

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