研究課題
基盤研究(C)
BMP/Smad経路の活性化が、慢性腎不全において特徴的にみられる血管内皮機能障害と血管石灰化の両者を引き起こすことを明らかにした。さらに、BMP/Smad経路と血管内皮機能障害をつなげる分子が、腫瘍抑制因子であるPTENであることを発見した。本研究により、慢性腎不全による心血管病に対し、BMP/Smad経路をターゲットにした予防・治療の可能性を示すことができた。
血管生物学