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2015 年度 研究成果報告書

若年性大動脈瘤・解離の新規病因としてのフィラミン機能異常に関する検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25461143
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

森崎 裕子  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40311451)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードFLNA遺伝子 / 異所性灰白質 / エーラスダンロス症候群 / 胸部大動脈瘤 / 僧帽弁閉鎖不全
研究成果の概要

FLNA遺伝子は、異所性灰白質の原因遺伝子であるが、胸部大動脈瘤の合併も報告されている。50才以下の若年性大動脈瘤患者のうち原因遺伝子が不明の372例についてエクソーム解析あるいはパネル解析を行った結果、発端者7例でFLNA遺伝子の病的変異を検出した。
これらの患者および家系内変異保有者計12例(男性6例、女性6例)の臨床像の検討では、男性では全症例でエーラスダンロス症候群様の皮膚過伸展や関節過可動性を認め、4例に上行大動脈瘤、5例で僧帽弁閉鎖不全を認めた。女性では皮膚関節症状は軽微であったが、上行大動脈瘤を3例、僧帽弁閉鎖不全を3例で認めた。
異所性灰白質を認めたのは12例中6例であった。

自由記述の分野

臨床遺伝学

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公開日: 2017-05-10  

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