研究課題/領域番号 |
25461150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
笠原 靖紀 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (60343092)
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研究分担者 |
杉浦 寿彦 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (20527882)
坂尾 誠一郎 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (80431740)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 肺動静脈奇形 / 肺動静脈瘻 / インターベンション / コイル塞栓 / 遺伝性出血性末梢血管拡張症 |
研究成果の概要 |
肺動静脈瘻は、肺動脈と肺静脈が毛細血管を介さずに短絡してしまう肺血管性病変である。肺動静脈瘻の臨床病態と経カテーテル塞栓術について検討をおこなった。コイル塞栓術後1年以上経過した症例の瘻のサイズ変化と、再疎通の有無をDynamic CTで評価した。治療により瘻が消失していた全例では再疎通を認めなかった。瘻が30%未満の縮小率であった症例は全て再疎通を認めた。残存瘻が30%以上縮小した15病変でも9病変(60%)に再疎通を認めた。従来瘻の縮小率が30%以上であれば塞栓成功と考えられていたが、瘻が消失していない病変では長期的に再疎通している可能性があり、完全に塞栓することが重要であると考えられた。
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自由記述の分野 |
呼吸器内科学
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