研究成果の概要 |
慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対する全ゲノム相関解析が開発され、COPDと関連した遺伝子が報告されている。それら遺伝子を次世代シークエンサーにより解析し、塩基配列上の差を明らかにすることを目的とした。倫理委員会の承認後、約90症例の検体を収集し、DNAを抽出した。また、患者の臨床情報を調査した。報告されているINTS12, GSTCD, NPNT, AGER, ADAM19, BICD1, SERPINA1, CHRNA3/5等の領域の塩基配列を解析した。その結果、Japanese populationにおいてもVariantを認めた。今後、これら領域のCOPD発症への有効性を明らかにする。
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