研究課題
基盤研究(C)
肺線維症患者の気管支肺胞洗浄液(BALF)では健常群やサルコイドーシス患者と比較し20S プロテアソーム活性が高い傾向があった。プロテアソーム活性の増加と肺線維症との関連が示唆された。一方、12週間の喫煙曝露を行ったプロテアソーム抑制マウスは野生型と比較し有意に気腔が拡大し、アポトーシス細胞の増加がみられ、プロテアソーム抑制は喫煙に対する肺胞破壊が増強することが示された。線維芽細胞はタバコ煙刺激後にプロテアソーム阻害薬を加えることによってアポトーシス細胞の増加がみられ小胞体ストレスも増加した。
呼吸器内科学