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2015 年度 研究成果報告書

肺サーファクタント蛋白質の新たな生体防御機能:抗腫瘍活性と肺病態進展の防御機構

研究課題

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研究課題/領域番号 25461194
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

黒木 由夫  札幌医科大学, 医学部, 教授 (70161784)

連携研究者 高橋 素子  札幌医科大学, 医学部, 准教授 (00303941)
有木 茂  札幌医科大学, 医学部, 准教授 (80464478)
長谷川 喜弘  札幌医科大学, 医学部, 助教 (90643180)
研究協力者 高宮 里奈  
上原 康昭  
斎藤 充史  
高橋 弘毅  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード肺サーファクタント / 肺コレクチン / EGFシグナル / ディフェンシン / アクロレイン / 肺がん / 肥満細胞
研究成果の概要

肺サーファクタント蛋白質はEGFシグナルを抑制することにより、肺がん細胞の増殖と遊走・浸潤を抑制した。SP-DはCa2+依存性にEGFRの高マンノース型糖鎖に結合し、SP-AはCa2+非依存性にEGFRに結合することから、両者で異なる機序が示唆された。
SP-Aとそのペプチド(SAP01:Tyr161-Lys201領域)はhBD3刺激肥満細胞遊走を抑制し、喘息モデルラット気管において肥満細胞集積を現弱させた。SP-Aは、タバコ抽出液(CSE)曝露により分子内のreactive thiolが減少し、タバコ煙に含まれるアクロレインにより修飾を受け、修飾SP-Aは大腸菌増殖抑制能が現弱していた。

自由記述の分野

医化学

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公開日: 2017-05-10  

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