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2015 年度 研究成果報告書

糸球体発生シグナルに着目した糖尿病性腎症進展機序の解明と新規治療薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25461221
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関京都大学

研究代表者

松原 雄  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90422964)

連携研究者 柳田 素子  京都大学, 大学院医学研究科・腎臓内科学, 教授 (70378769)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード病理学 / 糖尿病性腎症
研究成果の概要

糖尿病性腎症の病理像は糸球体の細胞外基質増加であり、その制御は腎症の新たな治療法となり得る。近年我々は、細胞外基質の主成分IV型コラーゲンの直接制御因子としてSmad1を同定し、そのリン酸化制御因子として骨形成因子4(BMP4)を同定した。本研究では、糖尿病性腎症におけるSmad1/BMP4の役割を検討した。ます、Smad1強発現マウスでは糖尿病性腎症が悪化することを示し、次に、糖尿病マウスにBMP4中和抗体を投与すると腎症が抑制されることを示した。BMP4/Smad1は糸球体の発生に重要なシグナルとして注目されているが、本研究ではこのシグナルが糖尿病性腎症の新たな治療標的になることを示した

自由記述の分野

腎臓内科学

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公開日: 2017-05-10  

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