獨協医科大学において実施した予備実験で、尿細管特異的にAMPKを導入してから尿細管結紮後5日目では対照と比べて、dnでは間質線維化が増強し、caではやや減弱していた。一方、8日目では有意な差を検出できなかった。自治医科大学でさらに違うタイミングでアポトーシス、オートファジーの関連因子の測定を実施する予定であったが、尿細管特異的にdnAMPK, caAMPKをドキシサイクリンで誘導できなくなっていることが明らかとなった。異動時のSPF化の際になんらかの異常が起きたと予想されるが、現在トラブルシューティング中である。問題解決後、課題をさらに実施する予定である。
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