新規パーキンソン病 (PD) モデルマウスを開発するため、ミトコンドリア呼吸鎖複合体Iのサブユニットで且つPD発症感受性遺伝子であるNdufv2ヘテロノックアウトマウスの表現型であるMPTP脆弱性亢進の責任分子候補をプロテオミクス解析で17種同定した。 新規常染色体優性遺伝性パーキンソン病原因遺伝子であるCHCHD2は脱共役剤処理で有意に増加することを見出した。CHCHD2ノックアウトSH-SY5Y細胞はミトコンドリア呼吸鎖複合体IVの構成タンパク質とその活性が著明に低下していることを明らかにした。
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