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2016 年度 研究成果報告書

神経疾患関連RNA結合タンパク質FUS/TLSの機能欠損の影響

研究課題

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研究課題/領域番号 25461299
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関明治薬科大学 (2014-2016)
独立行政法人理化学研究所 (2013)

研究代表者

紀 嘉浩  明治薬科大学, 薬学部, 講師 (80415140)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードFUS/TLS / ALS / FTD / ノックアウトマウス / 神経変性疾患 / ポリグルタミン病 / RNA結合タンパク質 / ハンチントン病
研究成果の概要

FUS/TLSは神経変性疾患に関わるRNA結合タンパク質である。FUS/TLSの遺伝子変異は筋委縮性側索硬化症(ALS)の原因となる。一方FUS/TLSタンパク質は前頭側頭型認知症の一部やハンチントン病で細胞内封入体に検出される。FUS/TLSの生体での役割を調べるためにFUS/TLS欠損マウスを作製したところ、一部の行動異常を示したが、ALS様の表現型は示さなかった。また、FUS/TLSヘテロ欠損マウスをハンチントン病(HD)モデルマウスと交配した結果、FUS/TLSのヘテロ欠損がHDの症状を促進することが分かった。以上より、FUS/TLS機能低下と神経疾患の関わりの一端が明らかとなった。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2018-03-22  

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