研究課題
基盤研究(C)
神経変性疾患モデルマウスに対して神経イオンチャネル機能異常が果たす役割、あるいは神経イオンチャネル機能調整薬を用いて治療ターゲットにすることで神経保護作用を持つ、という仮説を立てて評価を行った。通常用いられているSODモデルマウスは発症時期が早期であり、かつ一旦発症すると急激に機能低下が起こるため、イオンチャネル機能調整薬では臨床効果を認めなかった。より緩徐発症の新規モデルマウスを当施設で作成しており、本研究が終了した後も引き続き今回の仮説を用いた研究を行っていく。
臨床神経生理学