研究課題
基盤研究(C)
針電極を神経近傍に挿入する神経近接法を用いた下肢の神経伝導検査に、超音波ガイドを用いる方法を考案した。脛骨神経では内果で、浅腓骨神経では下腿外側で、超音波画像により描出された神経の直上に針電極を挿入した。電極の深さは、挿入した針電極に電気刺激を行い、運動または感覚閾値をもとに決定した。この針電極を記録電極に用いると、安定した電位が得られ、手技の難しい神経近接法を簡便で確実に行う方法を確立できた。
リハビリテーション医学