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2015 年度 研究成果報告書

ヘパトカインセレノプロテインPによる運動療法抵抗性誘導機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25461334
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関金沢大学

研究代表者

御簾 博文  金沢大学, 医学系, 准教授 (80447680)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードヘパトカイン / 運動抵抗性 / セレノプロテインP
研究成果の概要

申請者はこれまでに、肝由来分泌タンパクセレノプロテインP(SeP)がインスリン抵抗性を誘導して高血糖を発症させるヘパトカインであることを報告した。本研究では、SePによる運動療法抵抗性の発症という新たな病態概念を提唱した。筋管細胞において、SePが活性酸素依存性AMPKリン酸化を減弱すること、SeP欠損マウスの運動感受性が亢進していること、SePの筋受容体がLRP1であることを見出した。SePの過剰は受容体LRP1を介して筋で活性酸素/AMPK経路を抑制することで“運動抵抗性”を惹起する。SeP/LRP1の阻害薬は運動療法の感受性を増強させる新たな2型糖尿病治療薬となる可能性がある。

自由記述の分野

糖尿病学

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公開日: 2017-05-10  

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