研究課題
非アルコール性脂肪肝炎のマウス実験動物モデルとして、コリン欠乏食負荷による病態モデルの作成を検討した。肝臓でのnardilysin (NRDc)の役割を明らかにするため、肝臓特異的なNRDcの欠損マウスを作成している。また、肝細胞のcell lineであるHepG2細胞の培養細胞の実験系にて、siRNAによるNRDcのノックダウンにより、長鎖脂肪酸を負荷した細胞で、脂肪酸の取り込み、合成、分解、および炎症に関わる遺伝子の発現の変化を網羅的に解析している。
4: 遅れている
肝臓特異的なNRDc欠損を検出するためのgenomic PCRがうまく働かず、実験条件の検討を行っている。そのため、遅れている。
肝臓特異的なNRDc欠損を検出できるgenomic PCRの実験条件を確定し、肝臓特異的なNRDc欠損マウスを確立し、繁殖させ、コリン欠乏食を負荷し、野生型を対照として、肝臓組織像を比較する。
肝臓特異的NRDc欠損マウスの確立が遅れているため。
次年度に繰り越された動物実験にて使途する。
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Cieculation Journal
巻: in press ページ: in press
Journal of Atherosclerosis and Thrombosis
Scientific Reports
巻: 4 ページ: 5312-5318
10.1038/srep05312