研究成果の概要 |
先行研究にて2型糖尿病関連タンパク質の一つとして同定したserine (or cysteine) peptidase inhibitor, clade A, member 3 (SERPINA3)の2型糖尿病との関連を、非肥満性の新規2型糖尿病モデルラットLong Evans Agouti (LEA)ラット、およびヒト2型糖尿病患者において検討した。LEAラットの血清SERPINA3濃度は前糖尿病状態から糖尿病発症にいたる過程まで持続して上昇していた。ヒト2型糖尿病患者における解析でも血清SERPINA3濃度は非糖尿病対照群に比べて有意に上昇しており、2型糖尿病の病態との関連が示唆された。
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