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2015 年度 研究成果報告書

糖尿病が惹起する脳エネルギー代謝異常と脳脂質代謝異常

研究課題

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研究課題/領域番号 25461373
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 亮  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20396732)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード糖尿病 / 脳 / SCAP / 認知機能 / アストロサイト / ステロール
研究成果の概要

糖尿病において、認知機能低下をはじめとするさまざまな中枢神経系障害のリスクが上昇するメカニズムとして、脳内ステロール代謝異常に注目した。糖尿病マウスの脳ではインスリン作用低下の結果コレステロール合成が低下し、さらにステロール含量を感知する分子SCAPが減少している。脳全体でSCAPを減少させたマウスは記憶能力が低下している。糖尿病の脳の状態を模倣するAMPK活性化刺激で、脳グリア細胞のSCAPが減少することを見出した。さらに、グリア細胞の一種であるアストロサイトでSCAPを欠損させると、長期記憶の障害と社会認識能力の障害をきたすことを見出した。

自由記述の分野

糖尿病学

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公開日: 2017-05-10  

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