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2015 年度 研究成果報告書

摂食調節における遊離脂肪酸の役割に関する基礎的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25461385
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

有安 宏之  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50378650)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードグレリン
研究成果の概要

本研究では、摂食促進作用を有するホルモンであるグレリンに対する中鎖脂肪酸の関与を検討した。浸透圧ポンプを利用してグレリンを皮下に持続投与し、その血中濃度が非投与時の約10倍になるように調整したマウスでは、著名な摂食量の増加と体重増加を認めた。しかしながら、このマウスに中鎖脂肪酸を高濃度含有する餌を与えると、グレリンによる摂食促進作用はキャンセルされた。一方、グレリンによるGH分泌促進作用は中鎖脂肪酸含有食摂餌下においても、変わりなく発揮された。これらの検討から、グレリンの摂食促進作用に関して、中鎖脂肪酸はグレリン抵抗性を惹起することが示唆された。

自由記述の分野

内分泌学

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公開日: 2017-05-10  

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