消化管ホルモンIBCAPの膵β細胞機能調節と生理的意義の解明

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25461395
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 内分泌学
• 研究機関: 埼玉医科大学
• 研究代表者: 豊島 秀男 埼玉医科大学, 医学部, 客員准教授 (20197966)
• 連携研究者: 岡﨑 康司 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80280733) ; 横尾 友隆 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (80400688)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 糖尿病

研究成果の概要

我々は以前より消化管に注目し独自の新規消化管ホルモンとしてBetagenin = IBCAPを同定し解析を行ってきた。今回、Betagenin活性型ペプチドを合成しその効果を検討した結果、この合成ペプチドに膵β細胞増殖促進作用を持つことが確認された。さらにSTZ処理1型糖尿病モデルマウスに投与したところ、糖尿病が改善し膵β細胞の増加を誘導した。
以上よりBetageninは糖尿病治療標的となり得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

代謝内分泌学