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2015 年度 研究成果報告書

低線量被曝からMDS発症に至る疫学的解析および分子発症プロセスの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25461422
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関文京学院大学 (2015)
順天堂大学 (2013-2014)

研究代表者

原田 結花  文京学院大学, 保健医療学部, 教授 (50379848)

研究分担者 原田 浩徳  順天堂大学, 医学部, 准教授 (10314775)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード低線量被曝 / RUNX1変異 / 骨髄異形成症候群 / 骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍 / 慢性骨髄単球性白血病 / スプライシング因子変異
研究成果の概要

骨髄異形成症候群関連疾患の遺伝子変異を解析したところ,低線量被曝例では2km以内の直接被爆者よりもむしろ高率にRUNX1変異が認められた。特に黒い雨被曝例はいずれもRUNX1変異を有する慢性骨髄単球性白血病(CMML)であった。そこでCMMLを含む骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍症例を集積し,発症機序の解析を行った。CMMLではRUNX1変異が高頻度であり,スプライシング因子変異に関連して病期進展に伴い短縮型RUNX1a高発現が認められた。低線量被曝によりRUNX1変異が生じやすいという仮説に加え,RUNX1変異造血幹細胞が放射線傷害に耐性で残存し,クローン性に増殖する機序も想定された。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2017-05-10  

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