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2015 年度 研究成果報告書

LPXNのサイトカイン反応性シグナルとETV6-LPXNにおける過剰反応性の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25461437
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

安部 明弘  藤田保健衛生大学, 医学部, 客員准教授 (00432261)

研究分担者 恵美 宣彦  藤田保健衛生大学, 血液内科, 教授 (30185144)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード染色体転座 / ETV6 / LPXN / G-CSF / CXCL12
研究成果の概要

LPXNは細胞外からのシグナルを細胞内で伝えるアダプター分子である。ETV6-LPXNは急性骨髄性白血病の再発時に付加的に生じた融合遺伝子として同定され、白血病進行に関与したと推察される。ETV6-LPXNでは、分化の抑制は見られなかったが、G-CSFに対する増殖反応が亢進し、CXCL12に対して細胞遊走能の亢進が認められた。また、LPXNが細胞質に均一な分布を示すのに対しETV6-LPXNでは多量体化により点状の分布へと変化が見られた。ETV6-LPXNによりG-CSFに対する増殖性が亢進し、CXCL12に対する遊走能亢進による白血病ニッチへの関与の増強が、白血病悪化の機序と考えられた。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2017-05-10  

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