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2015 年度 研究成果報告書

抗炎症性分泌蛋白Sfrp5のBリンパ球抑制機序と胎児母体間免疫寛容への関与

研究課題

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研究課題/領域番号 25461450
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

福島 健太郎  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 招聘教員 (70546879)

研究分担者 横田 貴史  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60403200)
織谷 健司  大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70324762)
金倉 譲  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20177489)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード免疫寛容 / リンパ球造血
研究成果の概要

妊娠は骨髄におけるBリンパ球の分化の早期の段階を抑制し、同様の現象をエストロゲンの投与で誘導することが出来た。エストロゲンによって間質細胞で誘導される蛋白としてSFRP5を同定した。SFRP5を過剰発現するマウスを作製し解析を行ったところ、Bリンパ球造血が顕著に抑制され、特に骨髄中のリンパ球系共通前駆細胞の段階で分化障害を引き起こした。そのメカニズムとして、SFRP5は多くの遺伝子発現に影響を与え、特にNotchシグナル系の活性化が造血幹細胞・リンパ球系前駆細胞の分化に影響を与えている可能性が示唆された。さらにSFRP5欠損マウスでは、妊娠やエストロゲンが誘導するBリンパ球抑制に変化を生じた。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2017-05-10  

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