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2015 年度 研究成果報告書

GVHD/GVLに関わるメモリーT細胞分化のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25461453
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関九州大学

研究代表者

加藤 光次  九州大学, 大学病院, 助教 (20571764)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード造血幹細胞移植学 / メモリーT細胞 / GVHD
研究成果の概要

ドナーソース毎の同種移植後免疫再構築について、ヒトメモリー幹細胞分画(TMSC)を中心に、その推移を多数例で検討した。移植後サイクロホスファマイド(CY)によるハプロ移植において、特に、移植後早期にTMSCが濃縮されることがわかった。しかし、マウスGVHDモデルのTMSCは難治性GVHDの原因であるという報告と異なり、これらヒトTMSC分画は、重症GVHDを発症させることなく、その後正常のT細胞分化のパターンを認めた。HLA不適合移植にも関わらず、移植後CYにより免疫寛容が誘導され、「自然な」免疫再構築を認めることで、GVHDおよび日和見感染症の頻度もいずれも少ない結果であった。

自由記述の分野

医歯薬学・内科系臨床医学・血液内科学

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公開日: 2017-05-10  

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