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2015 年度 研究成果報告書

造血幹細胞移植後の致死的疾患である血栓性微小血管障害症の新規診断法と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25461456
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

松本 雅則  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (60316081)

研究分担者 早川 正樹  奈良県立医科大学, 輸血部, 助教 (30516729)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード造血幹細胞移植 / 血栓性微小血管症
研究成果の概要

造血幹細胞移植(SCT)後の血栓性微小血管症(TMA)の予後を改善するため、von Willebrand因子(VWF)とADAMTS13を中心に病態解析を行い、早期診断のマーカーを検討した。SCT-TMA症例は、ADAMTS13活性が10%未満に低下している頻度は少なく(4.5%)、0.5%まで著減している症例は認めなかった。血小板血栓形成能が最も強い超高分子量VWFマルチマーがTMA発症前に出現すること、TMA発症時には高分子量VWFが欠損していることなどが判明した。さらに、早期診断のための診断基準として、ハプログロビン、補正血小板増加数などを用いたpre-TMA診断基準を作成した。

自由記述の分野

血液内科

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公開日: 2017-05-10  

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