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2015 年度 研究成果報告書

ドナー由来白血病を含む造血幹細胞移植後の白血病再発に潜在する分子生物学的発症基盤

研究課題

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研究課題/領域番号 25461464
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関久留米大学

研究代表者

長藤 宏司  久留米大学, 医学部, 教授 (60343323)

研究分担者 水野 晋一  九州大学, 先端医療イノベーションセンター, 准教授 (40569430)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード造血幹細胞移植 / ドナー由来白血病 / 白血病再発
研究成果の概要

造血幹細胞移植にはドナー由来白血病が知られている。ドナー由来白血病の存在は、白血病再発を含め移植後の同種免疫反応による特殊な骨髄環境が白血病発症に関与している可能性を示唆する。われわれは、(1)移植前後のドナー細胞の全エキソーム解析による遺伝子変異の探索、(2)ドナー・レシピエントに遺伝学的に規定される免疫反応分子の同定を行った。現時点ではドナー細胞への遺伝子変異の誘導は認められていないが、一方でマイナー組織抗原候補を多数同定できており同種免疫反応への関連が推測される。さらに、移植療法において個別に同定され得るマイナー組織抗原には免疫療法の標的としての可能性が期待される。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2017-05-10  

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