研究課題
Behcet病患者の末梢血リンパ球及び好中球におけるヒストン修飾変化を解析した。本研究は当院IRBおよび本学倫理委員会にて承認された後に、患者および健常者に対して同意署名を取得した。Behcet病患者の末梢血中のリンパ球および好中球におけるヒストン修飾をflow cytometryにて解析した結果、活動期(眼病変、粘膜病変、皮膚病変などのBehcet病特有な症状のいずれかが認められる)のBehcet病患者では、非活動期のBehcet病患者と比較してγδ陽性T細胞においてH3K4me3/H3K27me3の平均蛍光強度(MFI)が優位に上昇していた。以上の結果より、Behcet病の病態との関係が期待されるγδ陽性T細胞におけるトランスクリプトーム解析を試みた。活動期のBehcet病患者から末梢血を採取し、マグネットビーズ法にてγδ陽性T細胞を採取したが、RNA量が少なく満足な結果が得られなかった。再度、患者血液を採取して確認を行う予定である。
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