研究課題/領域番号 |
25461585
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
杉田 完爾 山梨大学, 総合研究部, 教授 (60138055)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | ヒアルロン酸 / 白血病 / 細胞死 / ネクローシス |
研究実績の概要 |
超低分子量ヒアルロン酸の添加が白血病細胞に細胞死を誘導する機序の解明を行った。細胞死はアポトーシスの特徴とされるDNAの断片化が誘導されず、アポトーシス阻害剤の添加で細胞死が阻害されず、カスペース3の切断も誘導されなかったため、アポトーシスによる細胞死は否定された。電顕的観察でネクローシスに特徴的な形態を示し、ネクローシス阻害剤の添加で細胞死がほとんど抑制されたため、ネクローシスによって細胞死が誘導されていると考えられた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
超低分子量ヒアルロン酸による白血病細胞の細胞死誘導メカニズムを決定できた。
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今後の研究の推進方策 |
超低分子量ヒアルロン酸による白血病細胞の細胞死誘導が、ヒアルロン酸受容体CD44を介していることを証明するために、CD44欠失白血病細胞株の作成を行っている。
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次年度使用額が生じた理由 |
一部消耗品の使用予定が次年度に少しずれたため。
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次年度使用額の使用計画 |
既に消耗品を購入した。
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