研究課題
基盤研究(C)
アトピー性皮膚炎の病態機構の理解を深めるため、アトピー性皮膚炎のGWASにより同定された関連領域 (3p21.33)における責任遺伝子の絞込みを実施した。我々は、この関連領域について、公共データベースの情報 (eQTL)、ヒストンのメチル化、アセチル化の状態、ゲノムの3次元的な位置関係について検証を行い、この領域内のGLB1遺伝子のイントロンにおいてCCR4遺伝子の発現が調節される可能性を示した。このことから、このAD関連領域の候補遺伝子としてCCR4遺伝子が強く示唆された。
遺伝学