研究分担者 |
吉川 徳茂 和歌山県立医科大学, 医学部, 臨床研究センター長 (10158412)
武内 崇 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10246522)
末永 智浩 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70433365)
垣本 信幸 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (90614412)
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研究成果の概要 |
川崎病診断基準を満たして入院した患児から、入院時に咽頭ぬぐい液を採取して、液体培地を用いてovernightで増菌培養し、Kitを用いて全DNAを抽出し、5つのスーパー抗原遺伝子(SPE-A, SPE-C, SPE-G, SPE-J, TSST-1)断片をPCRで検討した。3年間で34例検討した。3例からSPE-G、4例からSPE-A、8例からSPE-Jの遺伝子断片が検出された。この内、1例(ID=10)の菌からSPE-GとSPE-Jの2種のDNA断片が検出された。数回の培養を反復しても陽性であった2例(ID=10, ID=25)については菌種同定のための実験を継続中である。
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