研究課題
ヒト器官形成期の正常および異常発生を解析し先天異常の原因を解明するために、京都大学が保持している器官形成期のヒト胚子由来の3次元データ(MRI,連続組織像、位相CTなど)を用いて胚子の外表、内部諸器官の形態観察を行い、胚子の主要器官発生の定量可視化、個体差の検討を行う。さらに、異常発生個体を抽出し、より詳細な解析や疫学的検討を行う。器官形成期の多くの器官;脳(脳実質、脳室、血管系)、消化管(初期の腸管や腸管由来原基の形成、臍帯ヘルニアの過程)、聴覚器(内耳、外耳)等の3次元立体化、解析を終え、その成果を国際研究雑誌に10報以上発表した。また、異常例として肝臓の形成異常例の解析を行い成果を報告した。新たにMRI, CTによる胚子、胎児撮像を加えることができ、今後さらに解析可能な標本が増加した。本研究は、ヒト胚子発生の定量化と標準値の確立、異常個体の検出、病理学的、疫学的解析など、新たな視点からの知見を加え、先天異常の病因解明や、胎児医学や予防医学の発展に貢献すると考えられる。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (24件) (うち国際共著 1件、 査読あり 19件、 謝辞記載あり 24件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (36件) (うち国際学会 3件、 招待講演 4件) 図書 (2件) 備考 (2件)
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