• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

牛肉アレルギー患者で持続的に高発現される好塩基球CD203cの活性化機序の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25461693
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関島根大学

研究代表者

千貫 祐子  島根大学, 医学部, 講師 (00294380)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード獣肉アレルギー / マダニ咬傷 / 好塩基球 / CD203c発現定量 / α-Gal
研究成果の概要

本邦における獣肉アレルギーの主要な原因抗原エピトープは糖鎖galactose-α-1, 3-galactose(α-Gal)である。我々は、獣肉アレルギー患者について好塩基球活性化試験CD203c発現定量を行ったところ、アレルゲンを添加していない時でもCD203cが高発現していることを突き止めた。獣肉アレルギーの発症機序を解明する目的で、日本紅斑熱の媒介優勢種であるフタトゲチマダニの唾液腺を解析したところ、α-Galの存在を証明した。このことから、マダニ咬傷によって、マダニ唾液腺中のα-Gal含有蛋白質に対するIgE抗体が産生されて感作が成立し、好塩基球の持続活性化が生じることが示唆された。

自由記述の分野

食物アレルギー

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi