研究課題
基盤研究(C)
膿疱性乾癬はわが国の指定難病となっており、その病因・病態の解明は新規治療法開発にとっても極めて重要である。我々は、全国レベルで本症患者を収集し、そのDNA遺伝子を用いて、発症に寄与する原因遺伝子を単離・同定することを企画し、研究を遂行した。その結果、本症の発症は、遺伝学的には二つの遺伝子(IL36RNおよびCARD14)が別々に関与することを突きとめた。これらの研究成果は世界的にも高く評価され、本症の新規治療法の開発に貢献出来た。
皮膚科学