樹状細胞(DC)の一種である皮膚や粘膜など体表面に局在するランゲルハンス細胞(LC)は、体表面に局在するための因子であるE-cadherinならびに異物捕捉のレセプターLangerinならびに捕捉した異物抗原をClass I MHC分子を介してCross-PresentするDEC-205陽性細胞である。本研究の結果、NKT細胞活性化能有する多糖体脂質α-galactosylceramide (α-GalCer)は、DEC-205分子を発現している樹状細胞を選択的に活性化しIL-12の産生・放出を介し、キラーT細胞を主体とした細胞性免疫を活性化することを見いだした。
|