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2015 年度 研究成果報告書

ケラトアカントーマは良性腫瘍か:プロテオミクスを用いた不均質性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25461716
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

安齋 眞一  日本医科大学, 医学部, 教授 (10159519)

研究分担者 内藤 善哉  日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (20237184)
工藤 光洋  日本医科大学, 医学部, 講師 (20256978)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードケラトアカントーマ / 有棘細胞癌 / クレーター状疣贅 / IMP3 / MAPK4
研究成果の概要

ケラトアカントーマ(KA)の構築をもつクレーター状上皮性腫瘍の多数例を用いて病理組織学的分類を行った。その中には、およそ20%程度クレーター状疣贅と診断すべき症例が含まれていた。全体の56.3%はKAと診断できる例であったが、KA内に悪性腫瘍を伴った例が10%強あり、それ以外のクレーター状の悪性腫瘍も約10%含まれていた。
Insulin-like growth factor 2 mRNA binding protein-3 (IMP3)は、有棘細胞癌(SCC)の約半数で陽性であったが、KAでは陰性であった。IMP3は皮膚SCCの新しい治療標的やKAとの鑑別に有用な分子マーカーと考えられた。

自由記述の分野

皮膚病理組織学

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公開日: 2017-05-10  

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