研究課題/領域番号 |
25461719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 |
研究代表者 |
佐藤 貴浩 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 教授 (30235361)
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連携研究者 |
端本 宇志 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科・皮膚科学分野, 助教 (00647844)
古屋 亜衣子 済生会川口病院, 皮膚科, 医師 (30622972)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 痒疹 / 好塩基球 / STAT6 / そう痒 / 好酸球 |
研究成果の概要 |
慢性痒疹のモデルマウスを樹立した。このマウスでは丘疹性病変が形成され、組織学的に表皮肥厚、真皮好酸球、好塩基球浸潤と神経の表皮内伸長が観察された。好塩基球が病変成立に必須であった。STAT6シグナルは病変成立に不要であったが、好酸球浸潤と掻破行動に関わっていた。ヒト痒疹では表皮細胞がTSLPやIL-33を発現。従来からいわれる内臓悪性腫瘍や金属アレルギーとの関連はみられなかった。また硬化性胆管炎患者にみられた皮膚そう痒症について観察を加えたところ、lysophosphatidic acidによる好塩基球からのヒスタミン遊離が痒みの機序の一つになっていた。
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自由記述の分野 |
皮膚科学
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