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2016 年度 研究成果報告書

皮膚の初期原基、表皮外胚葉の分化運命決定機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25461720
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所)

研究代表者

吉田 千春  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所), 病因病態部門, 主任研究員 (60360666)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード遺伝子改変マウス / 表皮細胞層 / 神経管閉鎖 / 二分脊椎
研究成果の概要

神経管閉鎖時は一層の外胚葉シートが、将来の皮膚である表皮外胚葉と神経細胞とに分化決定され、両者が分かれて管状となり完了する。しかしながら、それら決定時に必要な分子機序について殆ど解明されていない。そこで我々は、神経管閉鎖時の表皮と神経への運命決定機構を解明することを試みた。結果、神経管が閉鎖する時期に未分化性を維持した細胞群が存在することが明らかとなり、さらにこれら未分化細胞はカノニカルWnt経路によって表皮細胞へ、逆に拮抗因子によって神経細胞へと運命決定が成されることがわかった。また、表皮細胞への運命決定にはカノニカルWnt経路の下流でGrhl3因子が働いていることも明らかとなった。

自由記述の分野

発生生物学

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公開日: 2018-03-22  

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