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2015 年度 研究成果報告書

統合失調症の疾患候補遺伝子と症候学による新亜型分類の再考

研究課題

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研究課題/領域番号 25461731
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関岡山大学

研究代表者

高木 学  岡山大学, 大学病院, 助教 (60452570)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード統合失調症 / 亜型分類 / 臨床転帰 / 社会転帰 / 遺伝子解析 / PDE4B / リスクアレル / Polygenic risk score
研究成果の概要

統合失調症約500人の遺伝と臨界期の臨床転帰、社会転帰の関連を調査した。NMDA受容体機能に関与する6遺伝子(SLC6A5・DTNBP1・GRM7・PPP3CC・EGR3・PDE4B)7SNPsのうち、SLC6A5遺伝子(rs894747)が、重症度、社会転帰に関連した。PDE4B遺伝子(rs472952)は発症アレル保持数と文字流暢性スコア低得点に関連した。日本人統合失調症GWASの91SNPsでは、各3SNPsが臨床(CSMD1(rs2623659)遺伝子含)、社会転帰に関連し、重症度に関連した3SNPsは治療反応性に関連した。統合失調症患者の転帰に、遺伝要因も影響することを明らかにした。

自由記述の分野

精神医学

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公開日: 2017-05-10  

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