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2015 年度 研究成果報告書

L-セリン合成異常を伴う統合失調症を通した病因の生物学的理解と疾患克服の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 25461740
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関獨協医科大学

研究代表者

尾關 祐二  獨協医科大学, 医学部, 准教授 (90303768)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード統合失調症 / L-セリン / D-セリン / ホスホセリンホスファターゼ / ホスホセリンアミノトランスフェラーゼ / ホスホグリセリン酸デヒドロゲナーゼ
研究成果の概要

統合失調症の治療法は良くなってきているが、一部にあまり症状が良くならない人がいる。現在病気の原因は未解明で、もし解明されれば良い治療法や予防法が考えられる。原因にはいろいろな仮説があるが、我々はL-セリンというアミノ酸の合成が病気と関係している場合があると考えて研究をした。その結果患者ではL-セリンの合成酵素の合成能力が上昇していることを見つけた。また、L-セリンを合成する酵素の遺伝情報であるmRNAの量が患者で減っていることも見つけた。しかしこうした変化とL-セリンの血液中濃度との関連は全体としては認められなかった。今後は個別にL-セリンの合成と病気の原因を考えてゆく予定としている。

自由記述の分野

精神医学

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公開日: 2017-05-10  

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