研究課題/領域番号 |
25461747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
松本 和紀 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40301056)
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研究分担者 |
松岡 洋夫 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00173815)
大室 則幸 東北大学, 病院, 助教 (60632601)
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研究協力者 |
桂 雅宏
小原 千佳
菊池 達郎
飯塚 邦夫
國分 恭子
阿部 光一
濱家 由美子
砂川 恵美
佐藤 しおり
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 早期介入 / 統合失調症 / 前駆期 / ARMS / 予防精神医学 / MRI / 神経画像 / 脳構造 |
研究成果の概要 |
本研究は、精神病移行せず低機能で経過する慢性群の精神病発症リスク状態(ARMS)の臨床経過と病態を調べることを目的とした。ARMS連続例126名のうち平均5.9年後に長期追跡した58例の臨床指標の評価、及びインテイク時にMRI撮像後追跡可能であった40例の6、12、24ヶ月後の臨床指標との関連を調べた。精神病非移行ARMSでは、63%が精神科通院、54%が向精神薬治療を必要とし、24%は社会適応が不十分なまま経過し、複数の指標で移行群との差は見いだせなかった。長期的に社会機能が不十分なものは、インテイクの時点で脳構造体積の減少が認められて、長期予後の予測指標として活用できる可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
精神医学
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