研究課題/領域番号 |
25461759
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
和久田 智靖 浜松医科大学, 医学部, 助教 (80444355)
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研究分担者 |
鈴木 勝昭 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00285040)
小俣 圭 浜松医科大学, メディカルフォトニクス研究センター, 助教 (20508783)
竹林 淳和 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50397428)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 高機能自閉症 / GABA / 磁気共鳴スペクトル法 |
研究概要 |
18~30歳の高機能自閉症者(自閉症群)、および、それらと性・年齢・社会階層を適合させた健常者(対照群)、各30名ずつに対し、脳内のGABA濃度を磁気共鳴スペクトル法(MRS)により計測する。健常者と比較してGABA濃度に異常が認められるか否か、認められるとすれば、それが自閉症の臨床症状(中核的障害である社会的・相互反応とコミュニケーションの障害、限定され反復的・情動的な興味と行動の様式)と関係するか否かを明らかにする。 平成25年度は、GABA濃度の測定のためのMRSの条件設定に努めた。対照群あるいは患者群の選定や心理検査による評価については順調に進んでいる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
GABA測定のための条件設定が予定よりも遅れている。具体的な問題点はGABA測定に必要な撮像プロトコル「MEGA-PRESS法」に関して、GEのライセンスが取得できないことにある。現在、他の方法を検討しているところである。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度は、対照群と患者群の選定をこれまで通り進めていくとともに、GABA濃度の測定条件を設定していく。
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次年度の研究費の使用計画 |
被験者が予定よりも少数であった。 次年度の被験者に使用する
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