研究課題
平成26年度に収集した6歳未満の血液検体を解析した結果、自閉症児童と定型発達児童の血中脂質濃度に有意差は認められなかった。このため、自閉症児童で認められるVLDL脂質の分解は、学童期以降で生じる後天的な現象と結論付けた。現在、これまでの脂質のデータをもとに論文化の作業を進めているが、これまでに収集した自閉症検体の他の解析によって、いくつか自閉症の早期診断マーカー候補となる知見もえられ、論文を発表した。
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Sci Rep
巻: 5 ページ: 16239
10.1038/srep16239
Biol Psychiatry
巻: 78(2) ページ: 116-25
10.1016/j.biopsych.2014.07.025