研究課題/領域番号 |
25461763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
元村 英史 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (10324534)
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研究分担者 |
前田 正幸 三重大学, 医学系研究科, 教授 (70219278)
乾 幸二 生理学研究所, システム脳科学研究領域, 准教授(兼任) (70262996)
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連携研究者 |
谷井 久志 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (40346200)
城山 隆 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (00252354)
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研究協力者 |
大山 慶子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | うつ病 / 誘発電位 / 誘発磁場 / 変化関連脳活動 |
研究成果の概要 |
変化関連脳活動は脳波や脳磁図で明瞭に記録することができ、基本的かつ重要な脳内情報処理過程を反映するものである。本研究では変化関連脳活動を用いてうつ病の神経基盤の解明を目指し、以下のことを明らかにした。(1)変化関連脳活動は不安・抑うつの性格特性と関連がある。(2) BDNF遺伝子多型において、Met キャリア健常者ではVal/Val型健常者と比較してOFF反応の振幅が高かった。(3) うつ病患者では、健常者と比較して変化関連脳活動強度は強かった。これらの結果から過剰な変化検出がうつ病の素因のひとつに挙げられるのではないかと考える。
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自由記述の分野 |
精神生理学
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